熟練の職人が一定の温度に保たれた部屋で、ひと腹ひと腹手で熟成具合を確かめ、やさしくたらこの粒子をつぶさないように漬け返していく「手返し」。
この方法は、機械で漬け込む「機械漬け」に比べて大変手間がかかるため、今ではほとんど行うところはなくなりました。
しかし、みなとでは創業以来この「手返し」にこだわり続けています。
それは、それぞれで個性が違う「生き物」であるたらこの中心まで味を浸透させ、完全に熟成したたらこをつくるためには、ひとつひとつ丁寧に手で返す以外に方法はないと考えるからです。
みなとの敷地内には、「湊水産・結のいえ保育園」という保育施設があります。
湊水産を「保育施設のある会社にしたい」という、かねてからの社長の夢が、平成28年4月に実現しました。
開園当初は社屋の一室を改装した保育ルームでの保育からのスタートでしたが、翌年7月には、内閣府の企業主導型保育事業の助成を受け、園舎が完成。現在従業員はじめ、近隣にお住まいのお子様(0歳児~)をお預かりしています。通常保育の他、一時保育にも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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